saku.Botanicalworksの、 「MORTAR-POT」

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saku.Botanicalworksの、
「MORTAR-POT」

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saku.Botanicalworksは、Mono.のすぐ近く、徒歩3分くらいのところにある 植物屋さんです。

その時季の生花、鉢もの、ドライフラワーや、エアープランツ、多肉植物、珍しい植物なども並んでいます。


saku.は、植物への新たな広がりを見つけることのできるような、

植物を通じて 新たな広がりを提案していく お店。



今回は 作品 として、saku.店主、前薗 正和さんによる、
「MORTAR-POT」(モルタルポット)の

試験管の一輪挿し、
SHIKENKAN-VASE

野の花、小さな切り花を生けるのに ちょうど良い
KENZAN-VASE

を数点 お持ちします。

MORTAR-POT…

コンクリートに生える草の感じも好きでさ…と、店主。


綺麗に生けられた花は良い。

それは すごく良い けれど、

ちいさな道路傍、
コンクリートの間に咲く花や草を愛でて歩くのも 良い。
その植物には強さや、ひたむきさを感じます。
その ひたむきさは、店主の花に対する態度と 同じ


自然と…あるいは、意図的に

割れて

繋ぎ合わせて

そこから生える植物が
美しい と思える 感性が
saku.のMORTAR-POTの完璧な姿なのだと 思います。



MORTAR-POTに合わせて、
鹿児島のこと、桜島の火山灰のこと。


ここで、saku. 店主の、ヨタ話。


……
鹿児島市の夏は桜島が噴火した時の火山灰がよく降ります。
他の地方の方からは想像しにくいかもしれませんが、鹿児島では灰が降ってくるのが日常です。


saku.の「MORTAR-POT」は最近ではこの火山灰を配合したモルタルを使用して作っています。

色々と調べてみたところ古代ローマの時代では「ローマン・コンクリート」という火山灰と石灰をベースにした、現在の物よりもはるかに強度のあるコンクリートを建造物に使用していたそうです。
そのことが見直され現在でもコンクリートに火山灰を使用する研究がおこなわれているようで、普通のコンクリートよりも軽くて強度に優れ、セメントのアルカリ性も多少中和できるそうです。

見た目はあまり変化はないですが、火山灰無しのものよりも多少黒みがかっている気がします。

降るとすごく厄介な火山灰ですが、桜島は鹿児島のシンボルであり、誇りであると思っています。
この無限に降ってくる火山灰、どうにか有効な資源に変わっていくことを願っています。
(saku.ブログより)
………

さてさて、これからも、
いちりん。
saku.に ならって、
Mono.も お花を生けようと思います。



saku.BotanicalworksのHP

「MORTAR-POT」は
オンラインストアにも
http://saku-flower.com/